いい人生とは?

この前、テレビを見ていたら

おっ、

と思う番組をやっていた。

 

NHKーeテレで5分くらいのハザマ番組だったのですが

シンプルな質問に対して

その日の出演者が答えるという内容の番組でした。

 

その日に私が見たのは、10歳の子供から寄せらたもので

「いい人生ってなに?」という問いでした。

 

回答者は養老孟司さん。

 

有名な脳外科医であり評論家?作家?

ま、みんな知ってますよね。

 

この人、私は割と好きです。

多くの人が好きでしょうけど(だから有名なんでしょうけど)。

 

それで

はてさて養老先生は何と答えるのか、

期待をもってみていました。

 

回答

「いい人生って

人の一生ということですよね

言葉で言うと一瞬だけど

終ってみないと人の一生がいいものだったかそうでなかったのかは

わからない。

だけどそんなことを聞きたいんじゃないよね

きっと。

私がいい人生だと思うのは

自分が無心になれることをやることだと思います。

私の場合は本を読むとか、

昆虫を観察するとか

やってるときには好きだとか興味がわくとか

そんなことまで考えない

ただ無心に取り組んでいる

そんな時間をいつもではなくてもいいから

持つことがいい人生になるんだと思います」

 

というようなことを言っていました。

 

やっぱりなー

養老孟司さんも

そうなんだ。

 

 

私は最近、

結局自分がやりたいことをやることが

一番いいよな、って実感しだしたので

この話はとてもすんなり理解できました。

 

そしてとてもイイなと思ったのが

「いつも、じゃなくていいから」

という言葉。

 

いつも無心になるのって

まず無理じゃん?

 

なんかスピリチュアル系の人は

いつもワクワクしてなきゃだめ

みたいな感じがするんだけど

でもそれってまず無理じゃん?

 

いつもじゃなくてもいい、と言われたら

納得するしほっとするし

逆にやりやすい。

 

さっすが

養老孟司先生。

 

さっすが

NHK

 

いい人選だったよね。